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なぁんか最近やる気でない。
全然良いコトも何もない。
もう全部がどーでもいい。
皆さんは、こんなこと思ったりする時ありませんか?
ZAWAは一年に1回くらい、こう言う”ダウナーメンタル”な波が来ます。
特定の原因やきっかけがある訳ではなく、恐らく日頃気付かないくらいのストレスや鬱憤が蓄積され続けて、キャパオーバーになった時にこのような気分になるのだと自己分析してます。
とても捨て鉢な気分になり、
「チッ、みんな死ねばいいのに。」
とか本当は死んでほしく無いのにそんな言葉を吐き捨てたくなったり、
「はいはい、俺が全部悪いんですよ。。」
と投げやりな結論に帰結させがちだったり。
そしてそんな陰鬱な気分のまま、生産性の低いやる気のない生活を送っていると、「自分は本当に何にもしないでダメなやつだな」とより一層ダークサイドに深く囚われていきどんどん事態を悪化させていきます。
本日は、陰鬱な気分を強制的に払拭したい時にZAWAが行う「やる気スイッチの入れ方」を紹介したいと思います。
それでは始めます。
「掃除・片付け」でやる気スイッチをONにする!
「やる気スイッチ」の入れ方。それは、
掃除!です。
ZAWAは自分のメンタルヘルスを良好に保つことにいつだって必死です。
ただ冒頭にあるように、時折自分の意思とは関係なしにメンタルが脆弱になることがあり、原因も理由も分からないので対処のしようがありませんでした。
ただ「どのような時に自分がダークサイドに足を踏み入れているか?」を分析してみたところ、ある共通の傾向に気がつきました。
その傾向とは、
1:太る。
2:部屋が汚くなる。
です。
やる気が起きず、心がだらしなくなってくると、それに呼応するようにだらしない体つきになってきて、家の中が乱雑になるんです。
メンタルは目に見えないので把握しづらいですが、このように自分の体や身の回りの環境は心の状態を映し出す鏡と考えるといいのでしょうね。
ZAWAの場合はこの2つですが、例えば
・肌の調子が悪い
・ジャンクフードばかり食べたくなる
・気がつけばベッドでゴロゴロしてる
・すぐ冷蔵庫開ける
・生活リズムが乱れてる
みたいな症状も同じような感じでしょう。
ZAWAの店のお客さんの中には、
分かる〜!
私、そういう時たまにうっすらヒゲ生えてる。
という女性もいました。笑
そんな時、一番簡単に着手できて、効果が高いのが「家の片付け・掃除」なんです!
①心が乱れてる→②生活が乱れる
この流れに対して、「心の乱れを整える!」という①に向けての対策は非常に難易度が高いです。
それが簡単にできれば苦労はありません。
陰鬱な気分の理由が分からなかったり、分かっててもすぐに解決できる問題じゃなかったりするから、自分ひとりの力ではどうにもならないことも多いです。
なので、逆算的な対応から始めるんですね。
②生活の乱れを整えることで→①心の乱れを整える
という発想です。
その中で一番に着手すべきは、「家の掃除」なんです。
一人でできるし、家の中が整理整頓されピカピカになり、「あれ、ウチって結構広かったんだな」とか思えるようになると、気分が晴れやかになってきます。
これってZAWAだけの感覚なのかな?と思って調べたところ、脳科学的にも正しいということがわかりました。
「身繕いや部屋の状態というのは、日常の行動の総体。そこには、その人の脳の状態が投影されている。部屋の整理と脳の中は、基本的に相関するわけです。」
日経ヘルス 2009年春号
諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授という脳科学者の方がこのように語ってました。精神科医の先生がうつ病の患者さんに「掃除」を薦めることもあるそうです。
良かった。ZAWAだけの独自論ではなかったようです☺️
まぁ、「生活の乱れを整える」という行為なら掃除以外を始めて見てもいいと思うんですが、一番始めに着手するならやっぱり「掃除」がいいと思います。
太ってきたから家で筋トレしてみようかなとか、食生活が乱れてるから栄養バランス考えて自炊してみようかなとか。そんなのから始めてもいいんですが、結局家の中が汚いと「運動するスペースが無い」とか「台所が汚くて料理ができない」とか着手しづらいですよね。
だから、まず最初に「掃除・片付け」をするのがおすすめです
掃除で得られるメリット
精神科医・医学博士の貝谷久宣さんという方が、掃除で得られるメリットについてこう語ってました。
1:掃除はエクササイズになる。
→気分が鬱積してやる気のない状態だと家に籠もりがちで、体も動かさなくなり、あれこれ余計なことを考えたりくよくよしたりしてしまう。その悪循環を断ち切るアクションとして、いつでも手軽に始められる「掃除」は一種のエクササイズとして効果的。
2:掃除に集中することで、無心になれる。
→作業に集中すると余計な雑念が頭から消え、無心になれる。この「無心になる」という時間がこころの健康にとって非常に重要。
これは貝谷医師が実際に患者さんに薦めており、精神療法として効果が高いという裏付けもされていますし、例えばぞうきんでふくという反復動作をひたすら続けていると、気分を調整する作用があるセロトニンが増えてきて脳の中が鎮静化し、ストレスが減るという人体のメカニズム的にも根拠がちゃんとあることみたいです。
その他にも、
3:部屋がキレイになって気持ちがいい。
4:キレイにした!という満足感や達成感を得られる。
5:家族や周囲の人から感謝される。
6:作業効率が上がる。
などなど様々なメリットを掃除をすることで得ることができます。
たかが掃除。されど掃除。
掃除恐るべしです。
感情・こころの有り様は自分が生み出しているもの。
ZAWAはいつも偉そうに持論を語って、あたかも「鉄の心臓を持ち、メンタルの自己制御が完璧にできている人」のような発言をしていますが、実際弱さやダメさやズルさは自分の中にめちゃめちゃあります。
人一倍弱かったり、傷つきやすかったりするからこそ、メンタルについてこれほどまでに勉強をしたり、日々の生活でこころのトレーニングをしているんだと思います。
でも人間の持つ多面性というのは、ZAWAだけではなく人間誰しも程度は違えど同じようなものじゃないでしょうか。
強い自分もいれば、弱い自分もいます。
そしてそんな自分を生み出しているのはいつだって「自分」です。
自分が感じているストレスや負の感情は、特定の誰かや自分が身を置いている環境といった外部要因で生まれるものではないんです。
きっかけになったり、多少の影響はあれど、大抵のケースでは自分からストレスを感じる方向に目線を向けたり、足を踏み入れに行ってしまってるんです。
「そんなこと自分からする訳なくない?」と思われるかもしれませんが、そういうケースは数多くあります。
例えば、「自分はダメなやつだ」なんて誰も思いたくないですが、そう思うことで、「ダメだからしょうがないじゃん」という開き直りや言い訳、他人に対する甘えや責任転嫁、「なぜダメなのか?」と思考することの放棄、現実逃避をしているというケース。
ストレスやネガティブにもランクがあり、どうせ避けられないネガティブなのであれば「レベル5のネガティブ」よりは「レベル3のネガティブ」のがマシみたいな発想ですね。
でも、こういう発想や解釈では、ネガティブを元から払拭することはできないんです。
ZAWAそのスタンスで払拭できた試しがありません。
ポジティブで前向きな精神状態は、やはり自分の考え方と行動によって意図的に作り上げられるのがベストだと思います。
誰かの所為にすることも無いし、自分一人で解決できるしね。
自分をポジティブにするアクションの引き出しを多く持っていることは、ネガティブに支配されがちな人々にとってとても有効な武器になるはずです。
そしてその武器=「やる気スイッチ」なんだと思います。
本日はその「やる気スイッチの入れ方」の例として、「掃除」という手段をおすすめしました。
こころも家の中も乱れてしまっている方。
是非試してみてください!
本日は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
赤澤飯店の主人:ZAWA
1982年東京生まれ。
脱サラし、海沿いの町で飲食店を営業。
ケアストレスカウンセラー。
『GOOD VIBES ONLY』をモットーに日々ストレスの無い毎日を研究中。
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