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あなたの身の回りにこんな人いませんか?
「普通はこうするでしょ」
「こうするのが当然でしょ」
「常識的に考えてこうでしょ」
「そんなの当たり前だよ」
こうやって「普通・当然・常識」という言葉を日常的に使ってる人いますよね。
というか、あなたも実は使っちゃってませんか?
ZAWAは、こういう単語を多用する人は要注意人物だと思う様にしています。
もちろんそれだけで判断をすることはないですが、こういう言葉を使う人は
・自分の価値観、「べき論」が非常に強い
・その価値観を正しいと疑わない
・その価値観と異なるものを受け入れられない
・受け入れたくないので、非難する・攻撃する
・自分の価値観を他者に押し付けようとする
このような思考が発展していく「器の小さい人」の可能性が高いと思っているからです。
自分の中の「正しさ」が凝り固まってカチカチになっちゃうと、それ以外のものを目にしたり聞いたりするだけで、イライラしてしまうんですよ。
「普通はこうするべきだろ!」と思ってることと違うことをされるのが受け入れられずストレスを感じるんです。
でも逆に言えば、許容範囲が広ければイライラしたり、ストレスを感じることも少なくて済むはずですよね。
本日は自分の心のキャパシティを広げるために有効な思考法を紹介していきます。
もし上記に自分が当てはまってるかも、と思う人は是非読み進めてください。
「陰陽合一」という無敵な思考法。
物事には相反するものが同居していることを理解する。
陰陽合一(いんようごういつ)という言葉をご存知でしょうか。
言葉は知らなくてもこの太極図は見た事があると思います。
中国は道教の教えからくるもののようですが、正直ZAWAも細かい所は全然理解してません。😅
ただZAWAは物事を考えるときに、この図をベースにした上で思考するとストレスが軽減したり、新しいものや自分と違うものを受け入れやすくなりました。
本日はこの図を元にして、心の在り方や「ネガティブとの共生」についてお話していきます。
「殺したいほど、アイラブユー」ってタイトルの映画が90年代にありましたが、これってよく考えるとすごいですよね。
「愛」というとてもポジティブで平和的な言葉(陽)と「殺」という暴力的でネガティブな言葉(隠)が同時に存在してます。
すごく好きだからこそ許せないことがあったり、
とても大切だからこそ不安が大きくなったり、
ポジティブとネガティブといった感情の大きさは比例しており、バランスを取りながら同時に存在しているのです。これが陰陽合一です。
ここでもう一度太極図を見てみましょう。
一つの円の中に勾玉型の隠と陽があり、よく見ると隠の中に小さな陽の円、陽の中に小さな隠の円があると思います。
これがこの図のまたいい所で、隠と陽の中にもまた隠と陽があるんです。
ちょっと例をあげてみます。
例:旦那さんに対する奥さんの気持ち
愛する旦那さんと過ごす幸せな時間が白い勾玉だとします。
これだけ見ればすごくハッピーです。
でも旦那さんは仕事で忙しく過ごす時間が最近少ないのが寂しいです。
これを黒い勾玉にしましょう。
旦那さんと過ごす幸せな気持ちが大きいほど、同じだけ一緒に過ごせない時間の辛さが同時に存在します。
でも旦那さんが仕事で忙しいことで、家に入ってくるお金があるというメリットもあります。それが黒い勾玉の中にある白い円(ポジティブ要素)です。
また一緒に過ごす時間はとても幸せだけど、たまには喧嘩したりするとか、姑さんとソリが合わないといったデメリットがあったりもするでしょう。それが白い勾玉の中にある黒い円(ネガティブ要素)だったりします。
つまり”旦那さんと共に過ごす”という事柄の中には、陰陽が中で複雑に混じり合いながら一つの円が構成されているということです。
2:どちらか片方しか許容できないとストレスが発生する。
ストレスを感じやすい人はこの”同時に存在する”という考え方が苦手な人が多いんじゃないですかね。
「白黒はっきりしていないことが許せない人」とか、「0か100かで物事を考えてしまう人」はこの図を中途半端と感じることでしょう。
そのような考え方が間違えているとはZAWAは決して言いません。
自分のポリシーや価値観を貫き通す強い意志はとても価値のあることだと思います。
ただ現実問題、世の中の全てのことは白黒とはっきり分けられるものではなく、そういったものを見たり聞いたりする度にあなたにはストレスが降りかかります。
他者にイライラしたり、攻撃的になったりもするでしょう。
ハッキリと明言しますが、あなたの身の回りの他者や環境があなたの望む形で白黒はっきりしたものになることはありません。
白黒つけようとすればするほど、理想とは真逆の現実にたどり着くことの方が残念ながら多いんですよ。
冒頭に話した様に、「普通はこうするのが常識だ!」とあなたが自分のルールや価値観に基づいて白黒つけようとすると、相手は「別にそれ普通じゃなくね?」と思ったり、「こいつ無茶苦茶なこと言ってくる奴だな」と、あなたが望む形じゃない判断をします。
不要な争いがそこから発生することも多々あります。
というか、争いのほとんどはこれが原因のような気もします。
ドラえもんも言ってます。
もしあなたが日々感じるネガティブな感情を軽減したいと願っているのであれば、自分以外のことではなく自分が変わるという選択を超絶オススメします。
その方が本当に手っ取り早いです。
本日の記事の趣旨で言えば、自分が変わるとは「多様な価値観を受け入れる」ということです。
自分の考え方だけが唯一の正解ではなく、世の中には多種多様の文化や価値観があり、人口の数だけ異なる正解を選んでいる人たちがいるということを強烈に意識するということです。
十人十色、蓼食う虫も好き好き、みんな違ってみんな良いんです。
人生は一度きりだし、時間は有限です。その限られた時間をいかにハッピーに過ごすかということがこのブログのメインテーマでもあります。
自分の正義や価値観を貫きながら同時に多くのストレスを感じるという生き方を選ぶか、自分の価値観をアップデートし他の価値観を受け入れることでストレスを軽減する生き方を選ぶか、どちらでも選択でもあなたの自由です。
願わくば、このブログを通してあなたの「選択肢」が増えることを望んでいます。
感情や価値観に唯一無二の正解なんてないのですから。
以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
赤澤飯店の主人:ZAWA
1982年東京生まれ。
脱サラし、海沿いの町で飲食店を営業。
ケアストレスカウンセラー。
『GOOD VIBES ONLY』をモットーに日々ストレスの無い毎日を研究中。
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