【体験談】ケアストレスカウンセラーの資格に意味はあるか?

トレーニング室

この記事の予想読了時間:約5分30秒

どうも、ZAWAです。

先日我が家の郵便受けに「ケアストレスカウンセラー」という資格の認定証が届きました。

ちょうどいい機会なのでこの資格について本日は書いていこうと思います。

本日の記事で皆さんが得られる情報は大きく以下の3つです。

・この資格を取ることのメリット。
・資格を取るためにかけた費用・時間。

・体験談:試験勉強〜認定証到着までの流れ

いつもの記事と違い、今回はストレスに悩んでる人に直接的に有効な情報は記載されていないと思います。

ただこの資格を取得するための勉強は、ストレスに悩んでいる人にとってもものすごく有益な勉強になります。

カウンセラーに別になりたくなかったり、資格を取る必要はなくても、ストレスについてや心の働きについて、また鬱などの精神疾患について学ぶことは自分のストレスケアをする際にとても役に立つ情報です。

まぁ、メインはこの資格を受けようと思っている人に向けて書いている内容なので興味がなければ読み飛ばしてください。

それでは早速始めましょう。

ケアストレスカウンセラーの資格を取得するメリット。

ストレスに関する知識を得られるのは◎

ケアストレスカウンセラーの資格を取得するための試験は、公式テキストの内容から出題されるため、公式テキストでの勉強が必須です。

ケアストレスカウンセラー公式テキスト ストレス社会からこころを守る/職業技能振興会/クオリティ・オブ・ライフ支援振興会【合計3000円以上で送料無料】

価格:2,640円
(2020/8/31 02:19時点)

テキストの冒頭の方には、心の働きや、人間の感情がどのように発生するかのメカニズムなどが解説されており、目に見えてはいないけど、人間がみんな行っている心の仕組みやプロセスを丁寧に説明してくれています。

これが自分の感情をメタ認知するのにすごく役に立ちます。

こういった心理学の基本・精神医学の基本・メンタル疾患の基本と対応・対人コミュニケーションの基本・ストレス対処法の基本についてがこのテキストで学べます。

カウンセラーになりたくない人でも、この辺りの基本の知識は自分のストレスをケアする上でも非常に役に立つ知識で、このブログでもテキストから学んだことを結構使ったりしています。

よくあるメンタル系の書籍や自己啓発本なんかを買うのと同じ感覚で購入して全然問題ない感じですよ。

取得しても就職に有利とかは無い。

この資格を単体で持っていても、実社会ではたぶんほっとんど役に立ちません。
有資格者を募集してる企業は無いでしょうし、フリーランスで仕事をはじめたとしてもお客さん(患者さん?)は集まらないでしょう。

例えば学校の保健の先生が国家資格の他にこの資格を持っているとすこーしだけ箔が付いたり、みたいなあくまで「プラスα材料」としてなら多少価値はあるかもしれません。

要するに「金になるのか?」って言ったら全くならない自己満足資格でしょう。

ZAWAが取得した理由。

では、なぜZAWAが取得をしたかというと、このブログのためです。

ストレスマネジメント系のブログを始めるにあたり、ZAWAの勝手な持論を展開するだけのブログとして進めていくのもよかったんですが、やっぱりある程度の基礎知識は必要だと思いました。

資格試験のための勉強をすることで、自分の考えが正しいと再確認することもできましたし、ちょっと違ったかなと思うこともありました。

大体同じだったけど、こういう言葉を使うとより分かりやすい、伝わりやすいな、というような発見もありました。

あとは、「ZAWA? お前誰だよ?」って言うのを少し払拭できるかなぁと期待してる部分も大きいです。

店に相談に来るお客さんなんかは、ZAWAがどういう人物か分かった上で信頼関係を構築しているので問題ないのですが、インターネット上ではZAWAはどこの馬の骨か分かったもんじゃないですからね。😅

なので少しでもZAWAに対して、ZAWAの発言する内容に対して、読者の方々の信用度が増すためにも何か肩書きが欲しかったので、資格を取得しようと決めました。

資格を取るためにかけた費用・時間。

かかった費用

・テキスト代: 2,640円
・受験費用 :10,000円
・試験場までの交通費:320円
・認定登録費用:3,000円
→合計:15,960円です。

ZAWAはテキストだけ購入して独学で勉強したので、こんなもんで済みました。
あと加えるものがあったとしてもノートと鉛筆代くらいですかね。
ZAWAは家にあるボールペンと、その辺にあるチラシの裏とかをメモ帳にしてました笑

試験場は全国各地にあり、普段パソコン教室やってるところが試験会場として使われていたりと、結構あなたのおうちの近くにもあるんじゃないかなと思います。
ZAWAは二駅先のパソコン教室が一番近かったのでそこで受験しました。

勉強にかけた時間。

ZAWAの場合、ざっくりと1日1〜2時間の勉強を20日程度行ったので、30〜40時間程度の勉強時間だと思います。

これで実際の試験では74.1%の正答率での合格でした。(70%以上で合格)

元々ストレスに関することには興味があったので、全く知識ゼロからという訳ではなく多少の予備知識はありましたが、それでも試験自体の難易度はそこまで高いものではないと思います。

ただ専門用語や人名など覚えなくてはいけないものはかなり多くあり、物覚えが悪い中年のZAWAには結構大変ではあったので、勉強しなくて余裕で取れる資格でもないと思います。当たり前か笑

体験談:試験勉強〜認定証到着までの流れ

試験勉強

勉強は独力で公式テキストをひたすら読みました。
まずはテキストを最初から最後まで一回熟読。
試験ではどのような内容が範囲に含まれてるのかを確認し、自分に全く知識がない部分の確認をしました。

その後は、公式テキストにはチャプター毎に「理解度チェック」という実際の試験に近い形での問題が載っていて、ひたすらその問題を解きました。
問題を解き、解答・解説の項目を読み、そこに該当する本文を読み直す。
これをチャプター毎に何度も繰り返しました。

この作業を本全体を通して、4〜5回くらいは繰り返したと思います。
やったことはそれだけです。

試験当日まで

ZAWAは6月下旬にテキストが家に届き、7月開催の試験期間で受験する腹づもりでした。
7月末まで試験期間が設定されていたので、最後の最後まで勉強して7月末に受験すれば合格できるのでは?と思っていました。

というか、そこで合格できなければ1万円の受験料をドブに捨てることになるし、次回の試験期間が年末だったため、それでは時間がかかりすぎなので、どうしても7月の期間で合格する必要があったんです。

でも、受験要項をよく確認してみると「同一試験日程内、何度でも再受験可能」という文字が!

えっ、マジ?笑

ネットをいくら探しても過去問のようなものは出て来ないし、何度でも再受験ができるんならいっぱい受けた方がお得だし、問題の傾向もわかるんじゃないか?
ってことに7月の中旬に気付き、すぐに試験の予約申し込みをしました。

試験当日

とりあえず1回目は落ちても構わないや。という意気込みで試験会場へ。

到着してしばらくすると、試験についてのざっくりとした注意事項の説明が始まる。

「試験はパソコンで行う、筆記用具と配布する紙だけしか持ち込んではならない、その他のものはロッカーに入れておく」、まぁそんな内容の説明。

そして使用するパソコンの前に案内され、試験開始。

回答はすべて選択式。記述は一切無し。

問題文があり、下の選択肢から回答をチェックし、次の問題へ。の繰り返し。

基礎(問1〜18)、応用(問19〜23)、実務(問24〜25)の25問を60分で解いていくという試験内容。

25問と言っても、25個回答を選択すれば良いのではなく、問題自体はもう少しあったような気がするが、うろ覚え😅

20分くらいで最後の問題まで行ってしまい、最初の画面に戻って2回ほど見直しをした。

それでも時間が余ったので、もう試験を終えることにした。

「試験終了」みたいなボタンを押せば、その場で試験は終了。
ボタンを押した瞬間に合否判定が画面に出てくる。

結果一発で合格できた。

合格後〜認定証到着まで。

ZAWAが試験に合格したのが7月14日。
3日後の17日に職業技能振興会より合格通知メールが届き、そのメールに「認定登録」の手続き内容が記載されていた。

認定登録の手続き内容は、
・認定登録料の事前振り込み。(3,000円)
・合格者用の認定登録フォームで登録作業。
・上記フォームに顔写真ファイルのアップロード。

試験期間終了から約1週間後の8月7日が手続きの締め切りとして設定されていた。

すぐに登録を済ませ後はひたすら待つだけ。
先日8月29日に認定証が届いた。
届いた内容は2点。

認定証(賞状タイプ)
認定証(カードタイプ)

試験期間終了後、大体1ヶ月程度で届くんでしょうね。

ZAWAの試験勉強〜認定証の到着までの流れはこんな感じでした。

最後に

ケアストレスカウンセラーの資格は冒頭に話した様に、お金を払ってちょっと真面目に勉強すれば誰にでもすぐ取れる資格です。

そして取ったからといって、ものすごくメリットがあるような資格でもないと思います。

ただ、限定的とは言え資格があることをうまく武器として使えばかけた費用を回収できるくらいのメリットは得られると思いますし、何よりストレスや心の働き、精神を少し病んでいる人に対してのアプローチなどの基本の知識を学ぶことは、値段以上に価値があることだと思います。

ZAWAは接客業なので、知識があることでお客さんの助けになることもできるし、サラリーマン時代だったらお客さんや部下・同僚などに対してもこの知識を役に立てることができたな、なんて思いました。

自分や他人の人生をより豊かにすることのできる知識だと思います。

ZAWAは独学で学びましたが、スクールで学ぶという方法もあるので、確実に合格したい方やお金に余裕があり効率的に勉強されたい方はそういう方法もいいと思います。
一人で勉強するのは以外と大変だし、ちょっと不安なので。

以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

プロフィール画像
赤澤飯店の主人:ZAWA
1982年東京生まれ。
脱サラし、海沿いの町で飲食店を営業。
ケアストレスカウンセラー
『GOOD VIBES ONLY』をモットーに日々ストレスの無い毎日を研究中。

↓ポチッとお願いします。

↓赤澤飯店公式ツイッターはこちら

↓ゆるっとスタエフ始めました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました