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男女の人間関係の不滅の課題とも言える「男女の友情は成立する・しない問題」。
皆さんはどのように考えますか?
ZAWAはこのテーマを扱うにあたり、「男女の友情」というキーワードでググって、検索上位のサイトを一通り見て思いました。
「男目線、女目線の意見とか、成立する派・しない派とか色々あったけど、そもそも定義が曖昧だな」と。
議論をする上では、やっぱりテーマで使われてる言葉の定義をきちんと考えないといけないと思ったんす。
そもそも「友情」とは?とか、何を以て「成立」とするのか?とか。
なので、本日はZAWAの思いつく限りの定義別・パターン別シチュエーションで「男女の友情が成立するのか?」を考察していきたいと思います。
そして考察することで、「あぁ自分はこういう定義で考えていたかも」「こういうパターンで相手は考えていたから相手はあんな行動をとったのかな?」と認識できるようになり、余計な誤解や争い、不要なストレスなどを回避できるようになることを読んでくれた人のゴールになることを期待してます。
では始めましょう。
「友情」とは? 性的感情の有無をポイントにしてみる。
「男女間の友情が成立するか否か」って話の一番大きなポイントは、「性的感情の有無」だとZAWAは考えます。
色んなサイトで様々な意見を見ていると
・私は友達だと思っていたのに、男友達に迫られてショックだったから成立しない。
・友達だったけど、飲んだ勢いでHしちゃって結局付き合うことになった。
・何にも無い関係だったけど、男友達の彼女がヤキモチを妬くので疎遠になった。
・全く女を感じない(欲情しない)学生時代の女友達はいるので成立する。
・私は男友達と飲みにいく場合だったとしても、メイクもしっかりするし、下着もきちんとしていきます、結局男と女だし何がおこるかわからないし。
など、成立する・しないには「セクシャル」な要素が大きく影響しています。
例えば、「男女の友情は成立しない派」の女性に「その男がゲイだったらどうか?」と質問したら「それなら成立する」と回答するんじゃないでしょうか。
相手が生物学的にオス・メスということが問題なのではなく、異性として、性的対象として見られてるか見られて無いかということがポイントだからです。
ここが「友情」と「恋愛感情」の大きな境目のような気がしますね。
では一旦ここまでは、男女間の友情は性的感情の有無でジャッジが異なるとしましょう。
「男女の友人間での性的感情の有無」4パターン。
ちょっと細かく見ていきましょう。
単純に一般男女間での性的感情の有無のパターンって以下の4パターンですよね。
①男あり×女あり ②男あり×女なし ③男なし×女あり ④男なし×女なし
①のパターンの場合、
男女ともに異性として相手を見れちゃう感じ。
これは「友達だったけど、最終的にはHしちゃった・付き合っちゃった」って「成立しない派」がコメントしてたパターンですね。
②のパターンが一番女性側がストレスを受けやすく、「成立しない派」の理由に一番多いやつですね。男が下心を出して、友情を崩壊させるパターンです。
男はアホだし、「股間にもう一つ脳がある」みたいなのもあながち間違ってないので、股間が反応してしまったらタイプじゃ無かろうが、友達だろうが、性行為自体はできてしまうし、「したいな」って思ってしまう人が多いんでしょうね。
そんな残念な男にショックを受けたり、傷ついてしまう女性が「成立しない派」の多くの割合を占めてます。
③は②と逆のパターン。
女性側が「この人なら抱かれてもいい!」って思ってるけど、男性側は女性を「メス」として見ていないケース。
肉食系女子の猛烈アプローチに草食系男子がドン引いてしまってる場合もあるでしょうし、女子側が秘めた想いを持ってるだけで打ち明けていないだけのパターンもきっとありますね。
結果的に「男女の関係」になってないから「友達」というカテゴライズになっているような気もします。
④のパターンなら男女間の友情は成立しそうです。
お互い相手を異性として認識していない。言葉を変えれば異性としての魅力を感じていない同士とも言える。先ほど話したように片方が「ゲイ」だったらというのもこのパターンに入れましょう。
この「性的感情の有無」をポイントとしてみると、「成立しない」可能性の方が圧倒的に多いんじゃないかって気になりますね。
④のパターン以外は無理じゃね?って感じです。
成立する・しないは、性的感情を「出す・出さない」によっても変わる。
3つの媒体のアンケートをピックアップしてみました。
「男女の友情が成立するかしないか」という趣旨の質問をした時の結果です。
あれ? さっきは「成立しない」の方がなんとなく多い気がしてたけど、結果は大体6割くらいの男女が「成立する」と答えてますね。
この結果を考察するには「何を以て成立・非成立か」を考える必要がありそうです。
例えば、成立する派が半数以上いるということの中には、「性的感情が有ったとしても、それを必ずしも相手にアウトプットする訳では無い」という状況が含まれますね。
・あわよくばという気持ちはあるけど、自分は結婚してるから女友達に手は出さない。
・彼のことは異性として見ちゃってるけど、関係が壊れそうだから言わない。
・単純に恥ずかしくて言えない。
・友人と同じ人が好きだから、その人の手前動けない。
理由は様々ありますが、異性として認識しててもその気持ちを相手に伝えなければ結果的に「成立する」のカテゴリに入れることになるのでしょう。
ただあなたの認識が、「自分に性的感情を抱いている時点で、もうそれは友情とは言えない」というものならアウトプットがなくても「成立しない」ということになります。
「セックスフレンド」のように、基本は友人だけど割り切ったセックスを楽しむ関係みたいなのもありますね。これは性的感情がありながらも当人たちは「友人枠」で考えていることでしょう。
まとめ
長々と書いてきましたが、このブログの本筋は「ストレスケア」です。
男女の友情が成立するか否かをジャッジするための記事ではありません。
「友達だと思ってたのに裏切られた!」
「友達でいたかったのに、関係が壊れてしまってショック」
というような、あなたに起こる余計な争いや不要なストレスといったネガティブな感情がなぜ生まれるのか、それをメタ認知するための記事です。
ここまですごくたくさんのパターンやカテゴライズ、考え方や捉え方が出てきたと思います。性的感情の有無、そのアウトプットの有無、成立する・しないの定義の違い。
世の中にはこれほど多くの考え方が存在しているんです。
まずそれをきちんと認識してみましょう。
「友達というのはこういうものだ!」というあなたの定義だけが普遍的な正解ではないと思えれば、ショックが和らいだり、相手に対して「なぜ?」と理解ができないことのストレスは軽減できるかもしれません。
或いは、自分がどのパターンなのか、自分の定義がなんなのかをきちんと認識できていれば、相手が違う価値観を持っていた時に、きちんと話し合いや議論もしやすいと思います。
「自分はこういう考えを持っているので、そのような友人関係を構築したい」と明確に相手に伝えることでそこから良好な関係をスタートさせることも出来ます。
普段きちんと考えたことがないことをこのように考察してみることによって、いろいろな気づきが生まれます。
あまり深く考えずオートマチックに判断をしてしまうことで、損をしてしまうことも多くあります。
是非今回はあなたの思う男女の友情についてさらに深掘りして考えてみてください。
新しい発見があなたの人生をより豊かなものにするかもしれません。
以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
赤澤飯店の主人:ZAWA
1982年東京生まれ。
脱サラし、海沿いの町で飲食店を営業。
ケアストレスカウンセラー。
『GOOD VIBES ONLY』をモットーに日々ストレスの無い毎日を研究中。
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