こんちは!ZAWAです。
私は飲食業で働いており、お酒も提供しているのでお客さんとまぁまぁ込み入った話をすることがあります。
先日、「価値観の多様性」を許容できるようになると、かなり日常のストレスは軽減されるというような話をお客さんにしたことがありました。
そのZAWA流思考スタイルに対して、
「あなたは自分に嘘をついている!」
と言われたことがあるので、その後にその人にした話を紹介します。
旦那への愚痴をこぼすAさんとの話。
ざっくりどんな会話の流れだったかと言いますと、
お客さんが自分のパートナーに対しての愚痴をずっと話してたんですね。
そして「ね、ひどいでしょ?」とか「あなたもわかるでしょ?」と激しく共感を求められたんです。
自分は飲み屋の主人ですので、大抵の場合は相手の求めている「共感」「同情」「聞くに徹する」と言った顧客満足度を高める対応をするのですが、正直2時間も3時間もずーっとそんな話は聞きたくないですし、ハイボール1杯600円でそこまでのサービスはしたくないなってのが本音です。汗
これ以上はもう無理〜!ってラインを越えた時に、
「う〜ん、そこまでは正直共感できない。自分の場合は、自分が絶対正しいとは思わないように心がけてる。相手の価値観も尊重したいし受け入れる努力をしたい。」という旨を伝えました。
でも相手が間違ってると思うこともあるでしょ?
確かにそういう気持ちになる時もゼロじゃないね。
ほらっ!!思ってんじゃん!
あなたは自分に嘘をついてる!
自分の気持ちをごまかして、本当の気持ちから逃げてるだけだ!
とまぁ、こんな具合の流れでした。
Aさんの言ってることも一理あると思います。
私は基本、人の感情に「正しいとか間違い」とかのジャッジをするつもりは無いですし、極力何かを否定するということもしたくないと思ってます。
ただZAWAが選んだ結論はお客さんのそれとは異なる、ってことを伝えたかったので以下のように続けました。
私は自分の数多ある感情の中から、自分が一番心地いい、心の負荷が少ない、めんどくさくなくて楽、みたいな選択肢をなるべく合理的に天秤にかけて、最終的に自分の回答として選んでるだけ。
絵にするとこんな感じ。↓
パートナーに対して「ん?ちょっと違うんじゃない?」って思う自分も薄いグレーの自分として中にいるんですよ。
それを許したくない自分や、相手を正したいと思う自分や、自分が絶対正しいと思いたい自分もいっぱいいるんです。
ただZAWAはそういった自分でなく、相手を尊重したい、受け入れたい、相手と争いたくない、相手に自分の価値観を押し付けたくない、喧嘩をすることでストレスを感じたくない、という複合的な自分を作り上げその自分を「自分の中の正解の感情!これが私の思うベスト!」として判断・決定してるんです。
だから、嘘をついている訳じゃない。そういう自分もいるってだけ。
お客さんに共感もできるけど、その自分を正解として選んでないだけ。
仮にこの理屈にお客さんを当てはめれば、
「自分が正しい、相手が間違っている、私はこんなに相手のために頑張っているのに、不公平だ、私はかわいそうだ」というのを正しいこととして決めているのはお客さん。それが一番心地よくて、心の負荷が少ない楽な選択肢だから。
でも自分にとって都合のいい解釈で選択・決定しているにも関わらず、
「普通に考えて」「常識で考えて」「世の中私と同じ考え方の人が多数派」みたいな、さも「世界共通の正解」みたいな言い方で共感を求められても、それはさすがに受け入れられないですね。笑
一緒に時間を共にしたいと考えているパートナーに対してであれば、
「どちらが正しいか」というコミュニケーションではなく、「お互いの違いを受け入れ、尊重し合い、不要な争いが起こらない」コミュニケーションをとれた方が、「幸せな人生を共に過ごしていく」という本来の目的に近づけるんじゃ無いでしょうかね?
そんな考え方を、このお客さんにしたように、これを見てくださっている皆さんにもオススメしたいです。
以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
赤澤飯店の主人:ZAWA
1982年東京生まれ。
脱サラし、海沿いの町で飲食店を営業。
ケアストレスカウンセラー。
『GOOD VIBES ONLY』をモットーに日々ストレスの無い毎日を研究中。
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