こんにちは、ZAWAです。
うちのお店には色んなお客さんがいらっしゃってくれますが、結構多くいるのが、
「ストレスや悩みを抱えたお客さん」です。
そして、そのほとんどは女性のお客さんです。
男性もいなくはないですけど、圧倒的に少ないですね。
割合にしたら8:2とか9:1くらいで女性の方が多い。
これは、多分男性特有の「美学」的なものが影響しているんだと思うんだけど、
「弱みの見せ合いは積極的にしない」という特徴を持つ男性が多いからではないかな。
本題に戻すと、とにかくZAWAは女性のお客さんから悩み相談や、愚痴の吐き出し相手になることがすごく多いです。
そして、その内容の多くは旦那さん、彼氏さんといった「パートナーに関する愚痴・相談」です。
”彼氏が浮気しているみたいなの。。” ”旦那が家事を全くやらなくてムカつく” ”私に隠れてオナニーしているのが許せない” ”座ってトイレさせるいい方法はないか?”
などなどその内容は様々です。
そんなパートナーに関する問題を解決する「ZAWA流ストレス対処法」を今日はご紹介します。
※因みに、この記事はあくまで「悩める女性」に向けて書いていますが、男性にも是非みてもらいたい内容です。基本ZAWAは、「男だから、女だから」というカテゴライズは嫌いです。
「人間」が抱える問題の多くは性別を問わないことの方が多いと考えるからです。
あなたは間違ってない!でも、正解でもない?
相談や愚痴の内容は様々ですが、すごくざっくり大きくまとめるとその多くは、
「パートナーが○○してくれない」
「パートナーの○○な行動が、私を嫌な気持ちにさせる」
という感じがほとんど。
恋人でも夫婦でも、「好きだから一緒にいたい」という選択をお互いがしている訳ですが、残念ながら相手の全部が完璧に非の打ち所がないという状況はあんま無いんですよね。
そして、独りよがりだったり、わがままが過ぎるパートナーというのも世の中にはたくさん溢れてます。
話を聞いてるこっちの胸が押しつぶされそうになるくらい、ひどい仕打ちをパートナーから受けてるお客さんもいました。
家庭内暴力、借金、まるで家政婦のように扱われる奥さん…挙げればキリがありません。
それでも健気に彼に尽くす人、子供のために自分を押し殺して我慢する人、毎日ケンカばかり続けてしまう人、仮面夫婦として体裁だけ保った関係を続けている人、その対応方法も様々です。
そんな不遇な状況の中、相談者の方々は本当に心をすり減らしながら頑張っています。
「明らかにそれは相手の男が悪いだろ!」と聞いててムカっ腹が立つこともしばしばあります。でも、みんなZAWAに吐き出すだけ吐いて一時的にスッキリはするんですが、その後また現実に戻っていく。
でもみんなそれでいいと思ってる訳じゃ無いんです。
なんとか現状をもっとよくしたい!改善したい!と思ってるんです。
この「赤澤飯店」というブログは「共感」や「同情」や「同じ境遇の仲間探し」みたいな場所ではないし、そこでは終わらせません! (そういうのは「旦那デスノート」ってサイトでやってるみたいなのでそっちにどうぞ!)
加えて、パートナーとあなたの「どっちが正しくて、どっちが間違えている」というジャッジの場でもありません。普遍的で唯一無二の正解というものはこの世にほとんど無いとZAWAは思っているからです。
あなたが変化をすることで、現状は変えられる!問題は解決できる!
この「ZAWA流ストレス対処法」の基本概念に則り、そのための考え方や捉え方、どんなアクションをしてみたらいいのかを紹介していきますので、是非フラットな気持ちで「変われたら儲けもん」くらいの軽いスタンスで読み進めて見てください。
まずは現状を構造的に理解してみよう。
ZAWAは物事をなるべく構造的に理解しようといつも心がけています。
今までの経験上、何か自分の身の上に「嫌なこと」が降りかかった際、どうしてもはじめは自分の「感情」に支配されてしまい、改善・解決するためにベストな方法を選べないどころか、より悪化させてしまうパターンが多かったからです。
なので、「何が問題なのか? どこを改善すべきなのか?」を客観的にきちんと理解することがファーストアクションとしてとても大切なことなんです。
図を例にシミュレーションしてみましょう。
よくある奥さんが旦那に対して思うことの図です。
ただ大前提として理解してもらいたいのが、これは「あなたの価値観」に基づいた一方的な主張であるというところです。
旦那には旦那の正義や主張があるんです。
どちらも「自分の主張が正しい!」「相手が間違っている」と思ってるんです。
そして価値観のズレという問題点を解決するための方法に、「相手に間違いを認めさせる、自分の価値観を相手に押し付ける」という手法を選びがち。
お互いがこれをやるもんだから、話はいつも平行線。
問題はいつまで経っても解決しない。どころかケンカばかり続いてより状況は悪くなる。
そんな経験ありません?
この解決方法をゴリ押しした場合、その後の未来は大体この3パターンになります。
なぜこのパターンになりがちなのかと言えば、「ゴール(目的)」がブレるから。
恐らく大半のカップルの願いは、「ふたりで仲良く幸せに暮らしていく。」ということではないでしょうか。
それがふたりで時間を共にすることの意図でありゴールの一つだと思います。
でも夫婦間で摩擦が起きた時、お互いが納得できる「50対50」の解決法を目指すのではなく、「100対0」の解決方法をゴールに設定してしまうことが多すぎるんです。
これはお互いの「感情」が起因しています。
人間はどうしたって「楽な方を選びたい」という感情に振り回されます。
自分が変わるより、相手やまわりの環境が変わってくれた方が楽だし、
自分と違うものを受け入れるより、相手が自分を受け入れてくれる方が楽だし、
そんな大変な思いをする位なら、ケンカして嫌な気持ちになる方がまだ楽なんです。
ゴールのブレた解決方法で楽をしようとするから、問題は解決されないんですよ。
お互いが譲らなければケンカは続くし、どちらか片一方が一時的に折れたとしても、
結局納得感がなくしぶしぶ折れてるので、また結局同じようなことで争いが起こる。
楽だけど何も解決しない、すごく不毛な行動なんですよ。。。
長くなってきたので一旦まとめ!
ちょっと長くなってきてしまったので、今日はこの辺にしてまた次回この続きの記事を書きたいと思います。
まず今日のところは、「現状を構造的に捉えてみる」というアクションだけ頭に入れてこの画面を閉じてください。
次回は、
- 相手に変わってもらうことの難易度の高さ。
- 自分が変わることで得られるメリット。
- 不遇な状況に置かれた際に持っておくべきマインドセット
このあたりを具体的なエピソードなどと共に書いていきたいと思います。
赤澤飯店の主人:ZAWA
1982年東京生まれ。
脱サラし、海沿いの町で飲食店を営業。
ケアストレスカウンセラー。
『GOOD VIBES ONLY』をモットーに日々ストレスの無い毎日を研究中。
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