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どうも、みなさん頑張ってますか?
ニーチェ先輩が「事実なんてない、あるのは解釈だけだ」って言ってるように、解釈次第でなんでもポジティブにもネガティブにも捉えることができると思うんですが、そんなこと言ったって辛いものは辛いし、嫌なものは嫌な時ありますよね。
タイトルの「頑張る」の解釈もその時その時の自分の解釈で変わってきます。
今日は「もう頑張れない」の解釈を3つにタイプ分けして、タイプ別で「もう頑張れない」時にどうすればネガティブから脱却できるかを提案していきたいと思います。
それでは始めます。
「もう頑張れない」を3タイプに分類。
本日はこの3人が登場人物です。
後ほど、この三者三様のアクションプランを紹介していきますので、まずはこの3名の今の状況をヒアリングしてみましょう。
もう頑張れないかも…って思っちゃってます。
自分なりには頑張ってるつもりなんですが、自分の理想とは程遠いのが現実で、それが悔しいし、出来ない自分が情けないです。
「頑張れ」って人から言われるのが最近はとても辛いです。
正直これ以上頑張るのはもう無理ですね。
私、もう既に限界まで頑張ってるんで。
それなのに仕事はどんどん増えるし、「もっと頑張れ」とか言われて…。無い袖は触れないですよ。
これ以上頑張るとか無理ッス。
自分なりに結構やってますよ、俺?
週3回は働いてるし。
でも今のバイト、きつい割に給料超低いんだよねぇ。
一発当てて、金持ちになりてー。
なんで俺だけこんな頑張んなきゃいけないんだろ。。
なるほど。
このように、「もう頑張れないかも」と言ってもその状況はみんな違いますね。
あなたの状況は誰に一番近いですか?
それでは、ここからはタイプ毎にZAWAのオススメするネガティブの払拭の仕方を紹介していきます。
【スギコ】は頑張らず、休みましょう。
「頑張れ」って人から言われて辛いのは、もう本当は十分に頑張っているからです。
心が悲鳴をあげていて、壊れてしまう一歩手前の状況と言ってもいいでしょう。
それでも「頑張らないと」と思っているのは、優先順位が「自分<自分以外」になってしまっているからです。
或いは、当初は「頑張りたい!」と”want to”で思えていたことが、「頑張らなければならない」と”have to”に変化しているからでしょう。
スギコのような真面目なタイプは、良くも悪くも自分以外の「他者」に大きく影響を受けすぎてしまいます。
そして「自分は出来るはずだ!出来ないと恥ずかしい」というプライドの高さのようなものもあるのでしょう。
周りの期待に応えたい!自分は応えられるはず!
与えられた責任を全うしたい!自分にはそれができるはず!
他者と比べられた時に、負けたくない!いい評価をされたい!
誰かの役に立ちたい!立ててる自分が好き!
このように評価基準が「他人目線」か「理想の自分」になっており、どちらも身の丈に合ってる内はいいんですが、分不相応になってくると「現状の本当の自分」が悲鳴をあげるんです。
過剰なストイックさは、身も心も滅します。
スギコタイプは、まずは「今の自分」を受け入れましょう。
今自分は力不足で出来ないんだ!ということを認めるんです。
ダメな自分、弱い自分、能力不足な自分を認めて、今の自分のレベルをきちんと確認してください。
認めるのは辛いですが、まずはそこからです。
そして認めたら十分に休んでください。
これは次の挑戦のために必要不可欠な準備なんです。
負けっぱなしで終わる必要はありません。
勇気ある撤退です。
全戦全勝、すべて理想通りに物事が進むなんてことはありえません。
大切なのは「敗北から何を学ぶか」です。
頑張ることがゴールじゃないんです。
頑張って得られる結果が本当にあなたが欲しいものなはずなんです。
だから、一回は諦めて撤退しても、またチャレンジして最終的に結果が出せれば負けじゃないんです。
そこをきちんと意識できると、ネガティブときちんと対峙できると思います。
【ムリヨ】は、ネガティブから逃げましょう!
スギコと比べて、ムリヨは自分のキャパシティを認識出来ています。
自分が原因のストレスというよりは、無理難題を要求される環境に起因しています。
それが原因で「もうこれ以上頑張れない」と思っているのであれば、
思い切って環境を変えましょう!
とは言っても、残念ながら周りの方から変わってはくれません。
変わる見込みのない環境からは、物理的な距離を置くのが一番です。
つまり逃げちゃうんです。
ブラック企業で限界まで働かされているなら、もう辞めましょう!
毎度毎度友人のわがままに振り回されるのなら、縁を切りましょう!
子供のために離婚しないでただ耐えてるだけの日々なら、今すぐ離婚しましょう!
「もう頑張れない」くらいの状況なのであれば、逃げることで生じるデメリットより、離れたことで得られるメリットの方が絶対に大きいと思います。
幸いなことに、日本に日本人として生まれているのであれば、生活していく最低限を確保するのはイージーです。
失業手当、生活保護、その他社会福祉サービス。様々なものが提供されています。
さらにこのブログを読んでいるのであれば、スマホかパソコンを持っていて、通信環境があるってことですもんね。
家賃の安い地方に移り、ランサーズやココナラのようなクラウドソーシングやスキルマーケットのようなものでスマホ一つで収入を得ることも今の時代いくらでも可能です。
既得権益のような、今あなたの手元にあるメリットに執着するのはもうやめましょう。
冷静に今の環境でのメリット・デメリットを天秤にかけてみてください。
メリットの方が大きいというのなら無理強いはしません。
でも、「もう頑張れない」とギリギリのところまできているのであれば、今の環境を捨てる勇気を持ち、リスクを恐れず新しいメリットの獲得のために行動することが、結果あなたにとっての大きなメリットになるとZAWAは信じています。
【クズオ】は足るを知りましょう。
超偏見ですが、「もう頑張れない」と言っている半数くらいはZAWAは「クズオタイプ」だと思っています。
自分が求めているメリットに対して「頑張る」のハードルが想像以上に低く設定されている「楽して良い思いをしたい」人たちです。
バカにしてる訳でも、ディスってる訳でもありません。
かく言う、ZAWAも「クズオ」です。😓
楽して良い思いをしたいという欲求は、全人類に共通して標準装備されているものなので、それを否定するつもりは全くありません。
ただZAWAの経験上、そこに不満を訴えても、改善することは99%ありません。
自分が不遇だなと感じている時、その不遇さ故のストレスを解消したい時の選択肢は、ZAWAの中では2つしかありません。
1:状況が好転するまで努力をし、自分の力でメリットを獲得する。
2:求めることを諦めて現状で満足する。そして諦めたのだから文句は絶対言わない。
1よりは2の方が難易度が低いです。
特に何の努力もする必要ないですし、大きく変化する必要もありません。
無い物にばかり目を向けるのではなく、今あるものに目を向けるだけです。
高いところと比べるのではなく、低いところと比べるだけです。
ネガティブなことの中にある、ポジティブなことに気付いてあげるだけです。
お金なんかたくさん必要じゃない、ご飯が食べられれば十分だ。
蛇口を捻ればキレイな飲み水がどこでも手に入る。
スイッチを入れれば、電気が付く。
濡れたら、乾いたタオルで拭くことができる。
雨風防げる寝床がある。
道を歩いてて銃撃されることも無ければ、強盗にあうこともほとんどない。
そういう「当たり前にある幸せ」に目を向けるんです。
その当たり前がいかに恵まれていることなのか、贅沢なことなのかをきちんと考えてあげるんです。
どうしても頑張らずに、ネガティブを克服したいのであれば、「吾唯足知」という知足の精神を心にインプットすることをオススメします。
まとめ
本日は、「もう頑張れない」と思った時にネガティブに支配されない方法を、3つのタイプ別で紹介してみました。
3つのタイプに共通して言えるのは、
「自分を客観的に見つめ直す」
という作業を実行してみて欲しいということです。
自分のストレスの原因は何なのか?
自分が求めているものは何なのか?
自分にはどのような選択肢があるのか?
叶えたい理想に対して自分の努力や能力は適正か?
認めたくないこともあると思いますが、まずは冷静に客観的に自分を「メタ認知」するところから始めるのが合理的で生産的な作業だと思います。
(メタ認知について以前記事を書いてますので興味がある方はこちらもどうぞ。)
無意識にネガティブに支配されてしまうのではなく、自分の心が生み出しているものは、意識次第で自分でコントロールできるとZAWAは思っています。
是非セルフマネジメント能力を高めて、豊かな人生を自分で作り出してください。
本日は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
赤澤飯店の主人:ZAWA
1982年東京生まれ。
脱サラし、海沿いの町で飲食店を営業。
ケアストレスカウンセラー。
『GOOD VIBES ONLY』をモットーに日々ストレスの無い毎日を研究中。
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