すぐイライラする・ストレスが溜まる人は「マイルール」を見直そう!

生活・環境のストレス

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赤澤飯店ブログでは、世の中に溢れる「こうあるべきだ!」「こうするのが普通だ!」というような価値観や常識は、個人的な「マイルール」もしくは、一部の範囲でしか通用しない「ローカルルール」だと位置付けています。

マナーや道徳、モラルみたいなものも同じです。

ZAWAにとっては、「全員が守らなければならない普遍的な決まり事」などでは絶対的に無いです。

本日は、色々な「マイルール」が原因でストレスを抱えている事例を紹介していくことで、少しでもこのZAWAの主張に共感してもらおうと思っています。

最終的に、これを読んだ人が、

オーナー
 

むぅ…。全部納得はできないけど、確かにそういうことしちゃってるかも…。

って、なってくれないかなぁということを期待しています。

そして、そこから変わる事でストレスやイライラを少しでも減らせるようになって欲しいと願っています。

では、始めます。

「マイルール」が原因でストレスを抱えた事例。

「公平・平等」に関するマイルールを持つAさんの場合。

以前、ヤフー知恵袋だか発言小町だかでこんな投稿をみました。

質問者Aさんは、友人のBさんと喫茶店に行きました。
ふたりとも一杯400円のコーヒーを頼み、会計は800円。

会計時、Bさんは財布から”500円分の無料券”を取り出し、
「残りの300円宜しくね♪」と言いました。
Aさんはビックリして、Bさんに対して激しい怒りが湧いたそうです。

Aさんの主張はこうです。
『当然の様に私に300円を払わせるBさんの神経を疑います。
自分はお金を払わずに私に全部負担させるなんてフェアじゃない。
150円ずつ払うのが当たり前でしょう。
お金に意地汚いBさんとはもう付き合わない方がいいでしょうか?』

この質問に対してたくさんの回答が出てましたが、その大部分は質問者Aさんに対して批判的なものでした。

【回答の例】
・本当は400円のところ300円で済んでるのになんで怒ってるの?
・100円得してるじゃん。
・あなたのがよっぽどお金に意地汚い。
・逆に100円Bさんに払えよ。

ZAWAもこの回答者の人たちと同じ様な意見ですが、この記事では「どちらが正しいか」のジャッジや「Aさんあなたは間違っている!」って話をするつもりはありません。

ただAさんが上記の件で怒りやストレスを感じていて、そのネガティブな感情をもしも払拭したいと望んでいるのであれば、自分の価値観を疑ってかかってみることで少し楽になれるかもよ?って提案をしていきます。

■Aさんのストレスの要因を分析する。

回答にあるように、Aさんの主張には突っ込みどころがいくつかあります。

「本来400円の支払うはずだったものが300円で済んで100円得している」という事実が無かったことになってます。

でも、これはAさんの価値観では、
100円得した自分よりも1円も「現金」を支払っていないBさんの方が「得をしている」という判断なのでしょう。

これがAさんの「マイルール」です。

これは人の心に潜む、妖怪「不公平」の仕業です。
こいつが出てくると、他人が得してると感じると、自分は損してないのに損した気分にさせられるんです。

こういう感情は現実・客観的事実を歪ませて、さも自分の感情が現実であるかのように錯覚させます。

本当にBさんは得をしてるんでしょうか?

無料券はBさんが以前に購入したものかもしれないし、何かの対価としてもらった報酬かもしれないし、わざわざ家でプリントアウトしてきたBさんの労力あってのものかもしれません。

そのあたりを落ち着いて一考できれば、Bさんに対する怒りが少しは軽減できるのではないかと思います。

映画『バニラ・スカイ』のキャメロン・ディアスの場合。

出店:amazon.co.jp

ネタバレも含むので、気になる方はここは飛ばしてください。

亡くなった父親の後を継ぎ、大手出版社のオーナーでお金持ちでハンサムでプレイボーイな主人公デイヴィッド(トム・クルーズ)。

美しい金髪モデルのジュリーを演じるのがキャメロン・ディアス。
もう、本当にかわいい。

デイヴィッドにとってジュリーはただのセックスフレンド。
ステディな恋人関係だとは思ってないし、彼女もまたそれを理解してると思ってる。

ペネロペ・クルス演じるソフィアに彼が恋をしてしまったことに気づいたジュリーはとてつもなく嫉妬し、デイヴィッドと無理心中をしようとする。

その時の彼女のセリフがこれだ。

「結果と約束が違うことについてどう思ってるの?」

「一晩に4回も…4回も私中に入ったのよ」

「4回も抱くなんて余程のことよ、デイヴィッド」

ジュリーの中で、「一晩に4回も抱くという=深い愛」という「マイルール」なのだろう。

深く愛していなければ一晩に4回も求めることなんて無いはずだ!
愛しているからこそ、一晩に4回も抱くんだ!
つまり4回抱かれたことで、「愛を約束された」と考えたんでしょうね。

なのに、彼が友人に「彼女はセックスフレンドだ」と言っていたり、ソフィアに恋しているという結果が、その約束と違っているので、キレちゃった訳です。

これもかなり特殊な「マイルール」の事例でした。

因みにZAWAはこの映画をHuluで視聴しました。
バニラ・スカイ』はHuluで視聴可能です。2週間無料のお試し期間あり!

無益な「マイルール」を改定・再構築しよう!

ふたつほど、特殊なマイルールを紹介しましたが、どうでしょう?

「ふたつとも、無茶苦茶なこと言ってんなぁ😅」って思いましたか?

でもこの例に共感できなかった人も、同じような「自分固有のルール」を他人に押し付けようとすること結構しちゃってるんですよ。

気づいてなかったり、自分がそんなことしてるなんて疑ってもいないだけで。


ZAWAの話を少しします。

ZAWAの嫁さんは結構ハイパーな人で、ZAWAの持ってる常識が通用しないことが多々あります。

彼女はまだ同棲している恋人時代から現在に至るまで、よく家に帰ってこないことがあります。

何をしていたのか聞くと、「友達と遊んでた」、「朝まで飲んでてそのまま仕事いった」。
「旅行行ってた」って時もあったな。笑

当時のZAWAの「常識」では、「家に帰って来ないなんて有りえない!」ことでした。

なので当時はよく険悪になってました。

怒ってみたり、情に訴えてみたり、ロジカルに話をしてみたり…。
色んな手法で「きちんと家に帰る」というルールを守らせようとトライしました。

でも、結局嫁さんは楽しいことがあれば「家に帰る」という選択肢を選びません。


何度目かの夫婦の話し合いの末出てきた嫁さんの言葉。


「なんで家に帰らなければいけないの?」


この問いの答えを考えていて、ZAWAは思いました。


「あれ?なんでだろ?」


ZAWAの自己都合の理由なら幾らでも挙げられます。

・寂しい。
・夜遊びして欲しくない。
・浮気を疑いたくない。
・世間体が悪い。

でも、ZAWAの情緒的な理由を抜きにして、合理的な「家に帰らなければならない理由」は無かったんです。

それ以降、赤澤家には「家に帰らなければならない」というルールは無くなりました。

ZAWAの「マイルール」を撤廃し、改定したんです。

ZAWAの超個人的な「マイルール」を改定した結果どうなったか。

ZAWAは嫁さんが家に帰らないことでの様々なストレスから解放されました。
解放されたので、嫁さんと険悪になることもなくなりました。
もし険悪な状況がずっと続いていれば、離婚などにも発展したでしょう。
そこまで行かないにしても、不幸せな状況が継続していたのは間違いありません。

ZAWAは結局「嫁さんと仲良く暮らしていきたい」というのが最重要項目であり、「家に帰らなければならない」というマイルールはそれを邪魔するだけの悪法であることに気づいたんです。

自分にとってメリットのない決まり事を頑なに守ろうとするのは不毛です。

どうせルールを作るなら、自分や自分の周りの人がハッピーになれるルールを作るべきだな、とその頃から思えるようになりました。

すぐにイライラしてしまう人や、ストレスが溜まりやすい人は、是非「マイルール」を見直すことをおすすめします。

結構はじめはハードルが高いことだと思いますが、一度ルールを壊してみてると、そのメリットは計り知れないですよ。視野がブワァーーーって広がります。

是非お試しを。


本日は以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。


プロフィール画像
赤澤飯店の主人:ZAWA
1982年東京生まれ。
脱サラし、海沿いの町で飲食店を営業。
ケアストレスカウンセラー
『GOOD VIBES ONLY』をモットーに日々ストレスの無い毎日を研究中。

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