誹謗中傷はなぜ起こる?「反応する」ことがストレスを生む。

生活・環境のストレス

こんちは。店主のZAWAです。

ちょっと前に、若く前途ある若者がSNSでのひどい誹謗中傷が原因で、自ら命を断つという心痛ましいニュースがネットを開くたびに目に入ってきた。

昔からイジメという特定個人を不特定多数が攻撃するという卑怯な行為は世の中に溢れていたが、SNS等の普及に伴い、その特定個人に会った事もない匿名の第三者が平気で罵詈雑言を垂れ流すという行為は加速し、もはや一つの文化にまでなってしまっており、そういうのを見るとZAWAはホントに辟易としてしまう。。。

ネット上、SNS上での誹謗中傷やイジメについて

今回の件をきっかけに、著名人・インフルエンサーなどはネット上でひどい誹謗中傷を浴びせてくる投稿者には法的手段を取り、断固こういった文化を今後継続させないために武力を持って対抗するという意思を表明している方々が多数いるみたいだね。

今の法律上、加害者に相応の代償を払わせるには、被害者側の負担が大きい割に責任をきちんととらせることは難しいそうだ。

まず前提として、「寛容のパラドックス」の一つの回答にもあるように「不寛容に対して寛容である必要はない」というのがZAWAの持論であるので、「誰かを意図的に傷つけるような輩」に対しては法に則り罪を償わせるのが妥当だと思っている。「逃げ得」のようなことが有って欲しくないし、被害者側が一方的に損をするような現状を許したくはない。

ただ、相手が加害者だからと言って、何をしてもいい訳ではないというのを忘れてはいけない。

今この件では、ネット上で「犯人探し」や「犯人の吊るし上げ」のようなことが既に起こっている。ただこれも「正義の仮面を被ったイジメ」ではないのかな。

錦の御旗の元であれば何をしても正しい!と正義漢ぶって行動してしまう人たちが出てくる。緊急事態宣言中にも「自粛警察」とか「正義マン」みたいな人たちのことが話題になってたもんね。

「誹謗中傷スパイラル」への懸念

勿論世論的にはその人たちの主張は間違ってもいないのだが、絶対的に正しくもない。

なぜなら「裁く」のは我々の仕事ではないからだ。
人を裁く権利などほとんどの人は持ち合わせていないでしょ。
警察なのか、裁判所なのか、国なのか分かんないけど、然るべき責任や権限を持っている人たちの仕事なのだ。

大義名分を振りかざし「正義は我にあり!」みたいな感じで私刑という手段を取ってしまえば、私たちも加害者になり、憎しみや悲しみの連鎖を生み続けることになる。

ネット上だけでなく実生活でもそうだけど、こういった事は本当に世の中にいっぱい溢れている。ZAWAは世の中からそういった争いやネガティブなものが少しでも無くなって欲しいと願っているからこそ、このようなブログを書いている。

「誰かを攻撃する」という行動に出る前に、自分の考えや感情をメタ認知することで、あるいは世の中の様々な価値観を認知することで、余計な争いが減らせると信じているからだ。
(周りの環境がそうなれば、自分が嫌な気持ちにならないで済むという自己本位な欲求からでもある。)

ストレスを感じた時、解決手段をまずは自分の中に見出すと、他者をいたずらに攻撃することも無くなってくるだろう。

「反応」することがストレスを生む。

お釈迦様なんかはいろんな人に誹謗中傷されていたらしいですが、黙って聞くだけで何も言い返さなかったらしいですね。

こんな話があるらしいです。

例えばあなたの家に客が来て、あなたは食事を出す。
その客が食事に手をつけなかった場合、その食事は誰のものになりますか?
そう、それはあなたの物になります。
言葉も同じです。
あなたが差し出した誹謗中傷を私は受け取らない。
その誹謗中傷は差し出したあなたのものだから。

差し出された側もこのようなマインドセットができていると、ストレスを軽減できるかもしれません。

相手を攻撃したくなってしまう方も、攻撃されて嫌な思いをしてる方も、どちらにも現状よりいい未来の選択肢は自分次第で作る事ができると思います。

世の中に議論や対話はあっていいと思いますし、自分と違う意見や認めたくない主張なども絶対にあると思います。そこまではいいんです。

そこから先は、相手の主張や価値観や文化など自分と違うものを持っている人を尊重し、お互いが仲良く共存できる道を探していく世界を目指し、コミュニケーションをとっていくのが生産的な方法だとZAWAは信じています。

以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

プロフィール画像
赤澤飯店の主人:ZAWA
1982年東京生まれ。
脱サラし、海沿いの町で飲食店を営業。
ケアストレスカウンセラー
『GOOD VIBES ONLY』をモットーに日々ストレスの無い毎日を研究中。

↓ポチッとお願いします。

↓赤澤飯店公式ツイッターはこちら

↓ゆるっとスタエフ始めました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました